ブラジャーの選び方・付け方

ブラジャーの選び方・付け方

バストケアは少しづつ日本で注目されつつありますが、ヨーロッパと比べるとバストへの意識は、 まだまだ少ない気がします。日本の下着があれだけ、効果的なのにバストケアが一緒に伴わっていないのが、 正直もったいないと個人的には思います。

下着である程度のラインや崩れを防ぐのも事実、しかし、間違った下着選びは逆効果です。 補正下着もきちんとサイズにあったものを、いつも身につけなければ効果は期待出来ません。 ただ、きついものを締め付け、そこのお肉が無くなったと聞きますが、そのほとんどは、 他に脂肪がただ単に移動したという事が多いです。

その中でもブラジャー選びは特に重要です。 例えば体重が減ったり、授乳が終わったり、体重が増加した時、バストの大きさは変化しています。 ブラジャーは、乳を支えるだけのものではありません。形、位置を整えてもくれるもの である事を忘れないほしいです。 それも、日々の結果での賜である事。他の部位もそうですが、バストは特に早めのケアを普段から行わないと、 あせった時に、急いで行なっても効果は難しいです。

しょうがない・・・と重力負けする前に、まずは日々のバストケアを是非お薦めします

美しいバストラインを保つ正しい下着術

バストの形を補正し、より美しいラインをつくるためには正しい下着選びが重要です。 女性の皆さんにとって、ブラジャーはいずれにしても毎日身に着けるものですから、 どんなものを選ぶかは、きわめて大きなポイントでしょう。

皆さんは、いつもどのようにしてブラジャーを買っているでしょうか。 「適当」「とりあえず安いもの」「CMでよく宣伝しているのを買う」など、 割りと安易な答えが多いのではないでしょうか。

バストの形は人それぞれです。またサイズに関しても、季節や習慣の変化で変わることがあります。 自己流で選んでしまわず、必ず売り場できっちり計ってもらい、試着 をしてから買いましょう。

ブラジャーの選び方のポイントは?

大事なことは、バストをどう補正したいのかという目的をハッキリと意識することです。

●胸をより豊かに見せたい場合
カップの底からサイドへと弧を描くようにパッドが入っているタイプがよいでしょう。 パッドとワイヤーのダブル効果で、バストを「寄せて上げる」ことができます。

●ツンと上を向いたバストを作りたい
カップの角度がやや上向きのものが良いでしょう。 このとき、ワイヤーがしっかりしたものを選ぶと、補正効果はより高まります。

●アンダー部分に気になる贅肉がついている場合
ロングタイプのブラがよいでしょう。アンダーから腹部までをサポートすることで、 トップとのメリハリがつけられます。

ブラジャーの各部

バストへの影響大!ブラジャーの正しい選び方と付け方

ブラジャーの最大の目的は、乳房の重さをしっかり支えること。 加えて、大胸筋を正しい位置に保つこと。このふたつの条件を満たしたブラを選ぶことが基本です。

重さを支えるために、サイドの幅はできるだけ広く、カップは大きめで乳房をすっぽり包めること。 肩ひもは乳房の重い部分を支点にして、まっすぐ上にのびているものを選びます。 長時間着用するのですから、素材は木綿などの肌にやさしいものが理想的です。

ブラジャーは毎日付き合うものだからこそ、バストへの影響が大きく、 ファッション性より機能性を重要視するべきです。

ブラジャーのつけ方ひとつで姿勢も変わる

ブラジャーはつけ方も重要。下の手順を見て、正しくつけてください。

肩ひもは、繰り返し着用するうちに乳房の重みで伸びるので、毎日鏡の前でバストが 正しい位置にあるかをチェックしましょう。そして睡眠時などにもはずさず、 体に正しい位置を覚えさせると尚ベターです。はじめは肩ひもが食い込むような感じがしますが、 肩の前屈を防ぐ効果もあるので、姿勢もよくなります。 すると、肩や首まわりがスッキリして、顔つきまで変わってきますよ。

ブラジャーの付け方

ブラジャー着用のチェックポイント

バストのサイズや形は、普段の生活の中で変化しています。 自分にあったブラジャーを正しくつけることは、美しいバストを保つためにはかかせません。 下のチェックポイントを参考に毎日チェックしましょう。

●真ん中がボディから浮いていない
●カップの上側にスキマがない
●アンダー部分が後ろまでまっすぐに水平
●カップから乳房がはみ出していない
●乳房のいちばん重いところを支点にして、肩ひもが上に伸びている